2024.4月10日更新
「公認スポーツ栄養士」で
ソフトボール選手を支えたい!
広島県出身の木村香琳さんは、医療栄養学科に通う3年次(取材時)です。スポーツが大好きで、ずっとソフトボールを続けてきた中、自分が栄養面で悩んた経験を活かし「公認スポーツ栄養士」をめざし始めたそうです!そんな木村さんのストーリーを紹介します!
ソフトボールに関わっていたい。
選手をサポートする栄養士へ!
「管理栄養士」と「公認スポーツ栄養士」をめざしています。「公認スポーツ栄養士」はトップアスリートからジュニア層、健康増進を目的としたスポーツ愛好家などを栄養面でサポートすることができる職業です。
小学校4年生から高校3年生まで、ずっとソフトボールをやっていたので、できればソフトボールの実業団の専属の栄養士になりたいと考えています!大学では勉強に専念しようと思い、今はソフトボールはしていませんが、マネージャーとしてヒロコクの硬式野球部をサポートしています。
スポーツ栄養士になろうと思ったのは高校生の時です。体格が小柄な方だったので、他の選手についていくためにパワーをつけないといけない!と思い、自分で食事面をかなり意識していました。当時、寮生活をしており、知識がないのでたくさん食べることを意識していました。同じようにスポーツをする中で悩みを持っている選手も多いんじゃないかなと思ったので、それを仕事にできたらいいなと思ったんです。
「公認スポーツ栄養士」は、高校生の時に栄養士とスポーツをキーワードにネットで検索するうちに知った職業です。一般的にはあまり知られていない職種なので、当時「公認スポーツ栄養士」になりたいと周りの友達に伝えた時には、「そんな仕事あるん?!」という反応でした(笑)でも、「そういう人がいたら助かるよねー!」ってみんな言ってくれました。
高校の先生からも勧められた
ヒロコクの医療栄養学科
県外にもスポーツに強い管理栄養士を養成している大学があったりして、いろんな大学を調べては悩んでいました。そんな時、高校の先生に「医療系の専門職をめざす学部・学科が揃っているヒロコクなら幅広い学びがあるよ」と勧められて、ここの大学へ進学を決めました。
自分のめざす道に合わせた
授業が受けられます!
1年生の時は医学的な授業が多くって、少しとまどっていましたが、2年生になるとグンッと管理栄養士に関係する授業が増えてモチベーションが上がりました。
3年生の前期にある「食育演習Ⅲ」という授業では「レシピ開発」と「スポーツ」にコースが分かれます。そこで私はスポーツの方を選択して、企業に所属するラグビー選手と、選手を栄養面で支える奥さんを対象にした聞き取り調査をさせてもらい、資料を作って栄養面のアドバイスをするといった経験をしました。3人で20人の選手を2日間かけて聞き取りするので結構大変でした(笑) 食事調査の方法を考えるのも、正しい教育をするためには必要なことだと学びました。
座学で習ったことはたくさんありますが、実際に人にアドバイスするとなった時には、1人ひとりの状況や目的に合わせて臨機応変に変えないといけないということを知ってすごく勉強になりました。
スポーツ選手は一般の人に比べて消費するエネルギー量が多く、たくさん食べますが、その中でも“増量したい人”もいれば“減量したい人”もいて、目的を設定した上で献立を考える必要があります。そのスポーツ種目によっても特性がありますし、その選手の体質などで個人差もあります。本当に1人ひとり教育する内容が変わってくるなと感じました。
病院、行政、企業も…豊富な情報!
気軽に進路相談ができる環境。
先生も職員の方もとっても親切です。春には大学4年生となり、国家資格の取得に向けた勉強に加え、就職活動が本格化します。進路相談で、管理栄養士として活躍できる場所を探すには、ヒロコクにはさまざまな分野の経験豊富な先生がいるので、専門的で詳細な情報をもらえます。栄養教育についてもどういう仕事があるのかな?と思って行政を経験された先生に相談したら、保健所だったらこんな感じ。市役所だったらこんな感じなど、いろんな情報をくれます。行政系は地域によって試験の内容も変わってくるので、勉強内容や試験の日程まで教えてくれました。すごいあったかいなーと思いました。
今は実業団の管理栄養士をしたいと思っているので、ソフトボールの実業団を持っている企業へ就職する道も考えています。それも、硬式野球部のスタッフさんに伝えていたので、いろいろと企業を探してくれました。チェックしていた企業で、秋にインターンシップ開催します!というSNSの投稿を見て、早速参加してきました。そこはマネージャー枠だったので、管理栄養士だとまた少し違うかもしれませんが、そういった面でもしっかりサポートしてもらえて助かっています。
ヒロコクの「管理栄養士」の学びは
医療の分野だけではない!
栄養学を勉強しているので、所属している硬式野球部の選手から「何食べたらいい?」って聞かれることが多いです(笑)そういう時は勉強が役立ってるなーと思いますね!やっぱり大学生だからお金をかけずに効率的にエネルギー取りたいと思う人が多いと感じますね(笑)
ヒロコクの医療栄養学科は学科名に“医療”とついてるので、医療系の栄養学なのかな?と思ってしまうかもしれませんが、実際は、医療系はもちろん、スポーツ系に強い管理栄養士の先生や行政分野に詳しい先生がいることに加え、給食会社などの企業の話もたくさん聞ける機会があります。幅広い分野で活躍することができる学びがありますので、ぜひヒロコクに来てみてください〜!